自分なりに結論が出たので久しぶりに考察を書いてみる。
ホヨラボが改悪されてからは身内ディスコード以外に書くことはなくなったが、今回はあまりにも一般ライトユーザーを捨てているシナリオだったから書きたくなった。
前提として
・たたら砂に散らばっているメモ
・華館 聖遺物テキスト
を見ておいてほしい。
時系列はこう
①約500年前
雷電将軍、試作品を作る
神の心の置物として作ったが、力に耐えられなかったため、封印する
彼は最初、「心」の容器として生まれた。
しかし、夢の中で涙がこぼれた。
創造者は認めたくないが、それを気づいた。
彼は器物としても人間としても、あまりにも脆いこと。
創造者は、彼を破壊することに忍びない、そのまま眠り続けさせた。
彼女のそれ以来の作品は、心臓を収納する設計を諦めた。
その直後、世間で最も高貴で尊い「証」が、
置き場所がないため、影向山にある大社に送られた。
その後、美しい人形が目を覚まし、流浪を始めた。
②約100~150年前?
試作品、エラーにより目覚める
放浪して、名無しのかぶき者になる。
名稚の浜で桂木という人物に拾われる。
③たたら砂滞在
たたら砂で生活をする。
御輿長政が大たたら長正が完成させる。
御輿長正と桂木とかぶき者で剣舞を踊って喜ぶ。
④かぶき者、身分が判明する
華館の羽 テキスト
しかし目を閉じても、たたら砂の月夜や炉火が見える。
若くて心優しい副官が言った。
「この金の飾りは将軍から授かれた身分の証である。」
「世を渡り歩く時、やむを得ない場合を除く、」
「自分の身分を決して他人に明かさないこと。」
剛直である目付が言った。
「この金の飾りは将軍から授かれた身分の証である。
しかし、あなたは人間でも器物でもない。
このような処罰を与えるしかないが、どうか恨まないで欲しい!」
若くて心優しい副官=桂木
剛直である目付=御輿長政
今回の謎ポイントその1
原因はよくわからないが、身分が判明したことによりかぶき者を処刑することになる意味は?
どうして処刑しなければいけなかったのはの詳細が不明。
人造人間が将軍様の身内である証を持ってるのはおかしい!とか…?
身分を偽ってたなら殺すのもわからなくもない。
⑤桂木、かぶき者を逃がす
桂木の手によってかぶき者が逃亡、行方不明に。
御輿長正は怒り、桂木を処刑。
「大たたら長正」は「桂木斬長正」に名称が変わる。
⑥かぶき者、稲妻城に行く
「流浪者、流浪者、どこ行くの?」
流浪の少年は子供の声を聴いて立ち止まった。
彼はたたら砂の労働者の子供、病気をしていても、澄んだ目をしていた。
少年は子供に、自分がどうしても稲妻城へ行かなければっと言った。
「しかし、今は大雨だし、この前出た人たちは誰も戻っていないって彼らが言ってた!」
少年は口を開き、何か言おうとしたが、結局微笑みしかできなかった。
彼が再びこの島に足を踏み入れた時、子供の姿はすでに消えた。
⑦稲妻城(鳴神大社)で会話
昨日を捨てた傾奇者は、もうそれのことを思い出さないだろう。
しかし、耳を塞いでいても、その時の豪雨や嵐が聞こえてくる。
期待に満ちた目が言った。
「この金の飾りは将軍から授かれた身分の証である。」
「きっと人々を苦しみから解放できるだろう。」
美しくて活気がある巫女が言った。
「この金の飾りは将軍から授かれた身分の証である。」
「将軍は決してあなたを見捨てない。」
「私も最善を尽くし、即刻の救援を手配する…」
…しかし、金色の矢羽はやがて埃に埋もれ、
すべての物語も業火に焼き尽くされ、消えてしまった。
豪雨とあるので同時期。
期待に満ちた目=桂木
美しくて活気がある巫女=八重神子?
救援の手配はたたら砂の病気の件だろう。
たたら砂では魔神の残滓による被害が出ている。
⑧御輿長政、失踪
その後、たたら砂に賊が現れる。
御輿長政と宮崎造兵司佑兼雄はどこかへ消えた。
⑨雷電五箇伝を潰す
復讐の対象が雷電五箇伝になる。
直接手を出す以外にも、鍛冶の材料を書き換える等の妨害をする。
今回のなぞポイントその2
考えられる原因は八重神子に伝えた後の対応。
この時点の雷電将軍は既に一心浄土に引きこもっているため、こういった要望を聞くはずもない。
たたら砂の件は対応してくれない=雷電将軍に怒りをぶつけた?
⑩国崩、旅に出る
ファトゥスと出会う。
超越の杯
神が創造した超越者であるにもかかわらず、役立たずとして捨てられた。
未知なるエラーで「休眠」から目覚め、
天地と凡人の世界を渡り歩いた。
愚者が彼を見つけるまで、彼は数え切れないほどの年月の漂流から、
こんな経験を会得した。
僕はすべての人間を越える「人間」、
神でさえも僕の運命に干渉できない。
人も神も運命も僕を裁く権利はない。
どのように残りの寿命を過ごすかは、僕の自由だ。
仮面を被る彼らと一緒に行動するのは面白そうだ、
その仲間になってもいいだろう。
ここであっているのか怪しい。
長期間旅に出ている時間があるのはこのタイミング。
⑪スネージナヤに行く
「稲妻人、どこへ行く?これはあんたが乗れる船じゃないんだぞ!」
流浪の少年は港の船夫に止められた。
ちょうど少年が抜刀する直前、同行する男が彼を抑えた。
男は船夫に、この異国の少年は自分と同行することを伝えた。
「閣下の客人ということですね、これは失礼しました。」
男が防寒の上着を少年に渡したが、少年は首を横に振った。
彼はただ、今回の旅でどんな面白いことが見られるのかを知りたがっているだけ。
防寒の上着を渡すことから、寒い場所=スネージナヤに行ったのだろう。
その後、執行官となる。
⑫生き残っていた雷電五箇伝に復讐、楓原義慶と会話
生き残りは天目、かろうじで一心の二つ。
イベントの回想シーン
生き残った楓原義慶と会話。
丹羽との関係性を聞いて見逃す。
丹羽は父の旧姓だった。
父が失踪して、楓原に養子入りした。
「彼女に告げよ、我が名は国崩である」
彼女=雷電将軍
桂木=丹羽である確率が高い。
「父の」旧姓 とあるため、父=桂木、旧姓が丹羽だ。
桂木→桂木息子(楓原曾祖父)→楓原祖父→楓原父→万葉
なのでだいたい250年~?の出来事だ。
鍛造図は300~400年の歴史があると、イベント内で言われているが鍛造図の改ざんは300年前くらいにされたものだろう。
楓原と丹羽はどちらも雷電五箇伝の経津の弟子。
その関係から御輿長政に殺されて(失踪扱い)、親を失った義慶は楓原に養子入りしたのだろう。
⑬国崩、復讐をやめる
流浪者は決して認めない、
自分がやったことは、刀職人への復讐のためだったという。
当然、これも絶対口にしないだろう、
計画が半分ほど進んだところで、急に趣味を持たなくなってしまったことを。
彼はある学者から習ったような口調でこう言った。
「すべては、人間の本質を知るための小さいな実験に過ぎない。」
国崩を名乗ると同時に復讐をやめる。
ある学者から習ったような口調はファトゥス関係だろうか。
⑩~⑬はもしかしたら順番が違うかもしれない。
順番に迷ったのは雷電五箇伝を潰している時間が長すぎるからだ。
桂木=丹羽であるなら、その息子である義慶がおじさんになる4,50年の時間が経過している。
旅をする時間を考えれば「国崩」を名乗った後に旅に出た、もしくはその前に旅に出ていたの2択になる。
その気になれば全員殺せるし、回想シーンでも全員殺してたからこんなことしてたら50年どころか1年で雷電五箇伝の鍛冶職人を殺すことができる。
雷電五箇伝に生き残りがいたのは設計図等で子孫に伝わったから。
子孫が成長する間は旅に出ていたと考えるのが自然だ。
旅に出る前のかぶき者であれば、殺しを積極的にするとは考えにくい。
ファトゥスになった後は体を調整されて力を発揮できるようになっているから、性格が変わっているかもしれないし、殺すことも簡単だ。
自分なりに納得できる形で結論を出したが、やはり証拠が足りない。
桂木=丹羽でないとこの話は成立しないため、ここは間違ってないと思っている。
桂木=丹羽であることを確信した考えの一つとして
楓原義慶の父が失踪していることがある。
雷電五箇伝の一心である「丹羽」をかぶき者が殺害していたのなら、その子孫の楓原義慶と見て手を止める意味がわからない。
父の失踪=御輿長政による殺害と考えるのが筋が通る。
変に捻らずにシンプルな答えだと考えた。